荒川修作さんが、本日ニューヨークにてお亡くなりになった事が報じられました。

養老天命反転地 @ Koji okumura Forward Stroke Inc.
思えば15年前 荒川修作さんの日本での代表作「養老天命反転地」がどうしても気になって、大阪の出張先から車で東京に戻る途中、大垣で高速を降りて大体この辺じゃないかという程度の知識で、夜明けの養老天命反転地に出会いました。

養老天命反転地 @ Koji okumura Forward Stroke Inc.
早朝の時間帯という事もあり、当然公共公園なので門扉は閉じられていたのですが、柵の向こうにはすごい風景が広がっており、門扉を乗り越えて撮影をした事を思い出します。(今だったらセキュリティーが厳しいので当然やっては行けない事ですが・・・)その後お礼も兼ねて公園とギャラリーに写真を提供して、ニューヨークにいらっしゃる荒川氏へも写真をお送りしたら、ご丁寧にお手紙を頂戴した事が懐かしい思い出となっております。
荒川修作さまの今までのご活躍に敬意を表しつつ、ご冥福をお祈り申し上げます。

浅草寺 宝蔵門
黄金分割のラインを1本使った作例をご紹介します。
写真中央(中心線)には、シンメトリーに建物と参道が続くパースペクティブを配して、
黄金分割のライン(横線)近辺から下に向かって、参道を歩く参拝者の人影が配されております。
実はこの写真、「浅草寺という建物」だけを表現するのでは無く、「人々が集う浅草寺」という・・・
「人が主役・建物は脇役」という表現にしたかったのです。
画面構成上の主役である、小さく写っている「人々」を陰ながら引き立たせる・・・
黄金分割の妙技かもしれません。

このタイトルにもある黄金分割の話をします。
黄金分割は、黄金比というもっとも美しいと言われる比率から導かれた構図の考え方ですが、
黄金比は数学の√(ルート)が出てくる難しい公式なので、日常的にはもっと簡略に1:1.6を意識して構図を決めます。
このラインは構図上とても力強く、目立たせたい重要な物を配するととてもわかりやすい画面構成となります。
(ただ作図の意図によっては、このラインをあえて外す事もあり・・・奥深いテーマでもあります。)
次回は「なぜこのラインにこだわるのか?」を具体的な写真を交えて書いて行きたいと思います。
photo「庭のホテル」http://www.hotelniwa.jp/
世田谷美術館で開催中の「内井昭蔵の思想と建築」展のポスター撮影をお手伝いいたしました。

世田谷美術館 回廊
この建築展、内井昭蔵氏の祖父・父と3代に渡る、建築に息づく思想と歩みを図面・写真などで回顧する展覧会ですが、
内井昭蔵自ら思いを描き設計した美術館で行われている事が、特に意義深く感じます。
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こんにちは、奧村浩司です。
仕事は、建築など少し堅めの写真を撮るフォトグラファーをしています。
このブログを始めるにあたって、私のWebを考えて頂いた 東京ドアーズ 村山哲治氏と飲みながら打ち合わせをしていた時、
「仕事で一番気になる言葉とか無い?」との村山氏の質問に「黄金分割!」と答えたら、
「じゃあ奧村浩司の黄金分割にしよう。」「いいねそれ!!」と居酒屋で盛り上がった所まで良いのですが・・・
昨夜の事を後悔して、「村山さん昨夜の事なんだけど・・・」と
優柔不断な僕の性格を見越してか、翌朝にはこのblogが出来上がっておりました。
「結構深いテーマだな〜」と思いつつ、「きっと関係ない事も書きます」とも断りを入れつつ、
適当にスルーして読んで頂ければ幸いです。

写真は東京港にほど近い、芝浦にある私の事務所からの風景です。